ウィル・スマイルについて
「ウィル・スマイル(Will Smile)」は、あいち福祉振興会の生活困窮者自立支援事業の名称です。
- Will=みらいと意志の助動詞
- Smile=笑顔になる+生活(こころ、おかね、しごと)の礎となる「すまい」
それぞれの面で、“「みらいに笑顔になる」という、相談者さまの引き出すような支援を行たい”という思いから、「ウィル・スマイル」と名付けました。地域の専門家や支援機関、地域の住民や企業と連携・協力して、「こころ」「日常生活」「つながり」「おかね」「しごと」「まなび」6つの側面から、困りごとを抱えているご本人とそのご家族に対して、総合的な支援を提供しています。






対象となる方

- 生活に困っているが生活保護に至らない方
- 経済・生活問題に困っている方
- 離職期間1年以上の長期離職者
- ひきこもり状態にある方
- スクール・ソーシャル・ワーカーが支援している子ども
- 税や各種料金の滞納者や多重債務者
- 将来生活保護に至る可能性が高いと考えられる状況にある方
まだ働くことや社会にでる準備ができていない方に対して、その方の課題やペースに合わせて無理なく一歩一歩、小さなステップを踏むような支援を行っています。
※いずれの場合も年齢や障がいの有無は関係ありませんが、それぞれの相談者に適した関係機関に引き継ぐ場合があります。
支援の特長
ご本人への支援
ご本人が自立できるまで、このサイクルを何度でも繰り返し行います。
Step1
まず、こころと日常生活のリズムを整えるところから始めます。
支援内容


Step2
次に、地域の社会活動に参加したり、居心地の良い居場所を一緒につくります。
支援内容

Step3
人とかかわりを持つ勇気が少しでも湧いてきたら、働く体験に参加。
相性が良ければ、そのまま短期のアルバイトに挑戦することも。
支援内容


Step4
ライフプラン(おかね)を考える気持ちになったら、自分に合った働き方(しごと)を一緒に探します。
支援内容


ご家族への支援

ひきこもり家族教室(CRAFT/全8回)や心理相談(個別)でご家族が学んだご本人への関わり方を実践し続けることで、ご本人と支援者の面談が実現することも。ご家族とは、家族教室から発展した「家族会」の場での関りを継続しています。
支援の流れ
1から順番に数字で流れを示していますが、状況に合わせて柔軟に進めていきます。
