7月5日(火)のHatch Meetsにて、当法人代表理事中島が、株式会社アドダイス(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:伊東 大輔)の開発した腕時計型IoT機器「ResQ(レスキュー)Band」と、同社独自のAI技術「ソロモン・テクノロジー」に基づく健康管理AI「ResQ AI」を活用した「未病AI」の実用化に向けた実証実験開始の報告をアドダイス様と合同で行いました。報告の概要Hatch Meets参加の経緯と本プロジェクトの概要障害福祉事業所におけるICT促進の課題障害者(特に精神障害)の支援業務における課題ResQ Bandの紹介ResQ Bandへの期待実証実験を開始して一週間の所感今後の展望当法人代表理事:中島よりResQ Bandを活用して精神障害をお持ちの利用者さまの体調をデータ化し、体調や精神状態を数値として把握できるようになれば、支援員の経験に関わらずデータを軸に客観的な支援ができるようになる。また、日々の体調を管理することで、利用者さまが大きく体調を崩す前に声掛けなどの対策も行える。更に、利用者さまにおいては自分自身の体調が数値で見えることで、自身の症状に関する新たな発見や病気の予防に繋げられる。尚且つ、施設としてのサービス向上に繋がるのではないか。7月1日(金)から、私を含め合計10名の職員・利用者さまで実証実験を行っている。日々の対応の中で起こりうる変化を事前に把握できるとよい。事前に収集したデータを利活用して利用者さまの体調変化を察知し、その日の体調に適した支援方針を決めて対処していくことにより、支援の幅も広がるのではないかと期待している。実際、災害レベルの暑さと言われていた先週、ResQ Bandを熱中症対策としても活用できることを実感した。AIが皮膚温等の変化を察知し管理者へアラートを飛ばしてくれるため、熱中症の症状が出る前に利用者さまへ水分補給の声掛けができた。今回の実証実験を通してResQ Bandが広く認知され、名古屋市内の福祉事業所で多く利用されるようになれば、より高度な支援ができるようになり、結果として国が求めている支援員の質向上に繋がるのでは。中島の発表後、アドダイス代表取締役CEO伊東様から、ResQ BandやResQ AIについてご説明いただきました。あいち福祉振興会は、ResQ BandならびにResQ AIの精度向上にむけて引き続き実証実験に協力してまいります。以上◆関連情報◆本件に関するアドダイス社の記事<開催報告>「未病AI」実用化に向けた社会実証についてご紹介!7/5火名古屋ハッチミーツ第3回ミートアップ【本件に関するお問い合わせ】あいち福祉振興会 広報 担当:中島(ナカシマ)、水野TEL:052-684-5888